柔道とT教授

個人名に関しては実名記載とイニシャルを混ぜてます。実名記載の承諾をとれた方は実名で登場していただいております。

個人情報とかいろいろとありますので。

 

平成元年に鹿児島県立甲南高校を卒業しております。その後に東京にある某私立大学の工学部に入学し3年で退学(退学したので名前は伏せます)

その翌年に福岡大学の医学部に入学しました。大学生活での思い出をといわれると真っ先に出てくるのが「柔道」です。

柔道が好きだとか死ぬ気で打ち込んだとかそんなのじゃないです。(個人名はあげませんが写真はあげるという暴挙ですが・・・)「T教授」この方との出会いが私の人生にかなりの影響

を与えております。

この教授は私の学生時代、医師、大学院(病理学講座)に深く関わっております。まず初めに「医者なのに何故にこんなに柔道熱というか柔道愛があるのだろうか・・・」

というところから。

私も柔道愛は持ってはいました(小学生の時の自宅には柔道場がありました)、、、しかしT教授は別格でした。(これは6年??程前の柔道の練習後。真ん中がT教授。画面左はK田さん→最強の柔術家。)

 

 

私が医学部には入った年齢は22歳、その時のT先生は38、39歳くらいじゃなかったでしょうか。

はじめて挨拶をした時には大変紳士的な方だと感じました。「さすが医者。なんと礼儀正しい方なのだろうか!学生の私にまで敬語で挨拶されるなんて」。

しかし柔道の練習や柔道が絡んだ話になると一癖も二癖もありました・・・。

それこそ20年以上前に私はT先生(その当時はまだ教授ではなかったので)を柔道の練習中に殴ったことがありました。寝技で腕ひしぎ十字固めを極められた私は「参った」の「タップ」をしたのですが、何回タップしても腕を離してくれず・・・

本当に命の危険を感じて・・・殴りました・・・。殴ったと言っても右手で腹部〜臀部あたりだったと思います。

左手を極められているので顔には拳が届かなく・・・。当然、T先生には全く効かなかったですが・・・その時の殴った拳の感覚ですが・・・

ありえない硬さの臀筋と腹筋だっと思います。恐ろしい肉体の持ち主だと・・・

 

親友はいますか?と聞かれたら私は何と答えていいのか分からないですが(あまり友達がいないので・・・)、同志は?と言われたら数人挙げることができます。

そのうちの1人は間違いなくT教授です。柔道の先輩、師匠であり、私の病理学の恩師です。この方が私に「学位」を取らせてくれました。福岡での医学部時代から鹿児島へ帰る

までの期間で一番長く接した方です。

柔道の話ばかりしてますが、T教授は論文を書く楽しさ・厳しさも教えてくれました。

決して教え上手ではなかったですが、それは私が教えられ上手じゃなかったからかもしれません

学業も運動も柔道も「ねちっこく」やることを教えてくれました。また地道にまっすぐにやっているときちんと結果が出ることも教えていただきました。

教授は教えたつもりはないでしょうが、私は教授の雰囲気から学んだことは多いです。

「小手先のテクニックで乗り切るよりも不器用でも真正面からいくことが最善であり最短である」とも感じました。

私は不器用な人間です。全てにおいてそうだと思います。

器用に要領よく乗り切る人間は嫌いです。不器用でもまっすぐに地道にやる方が好きです。

今でもT教授とはお付き合いがあります。年に1、2回程度ですが一緒に食事をして酒を飲む機会があります。時々「俺も歳をとったな〜」と感じることがあります。

ただそんな時は「還暦を過ぎてもまだバリバリの柔道家、柔術家、病理医」であるT教授見習うようにしています。

追伸)すみません、T教授。柔道のことばかり書いて・・・学問も素晴らしい業績をお持ちだということは書き足りませんでしたね。。。